私は歯科衛生士として勤務していて大切だなぁと感じることがあります。
それは患者さんへの思いやりのある対応です。
ちょっとした気遣いや声掛けが患者さんにとっては安心や信頼につながり、その後も継続して来院していただるようになります。
具体的にどんなことがあるのか例をあげると…
・チェアへ案内後、今日の治療内容を分かりやすく説明する
・歯を抜いたあとや仮のふたをしたあとの注意事項を伝える
・なぜ定期的に歯の掃除をしなければならないのか理解してもらう
・レントゲンを撮る前に放射線被ばくの影響について伝える
皆さんの勤務先では上記のようなことを意識して声かけしているでしょうか?
私は院長が患者さんに伝えていないなぁと気付いたとき時は、代わりに伝えるようにしていますよ。
イラストや写真がのっている説明用リーフレットを利用すると、患者さんに短時間で理解してもらうことができるので非常に役に立っています。
そこで今回は患者説明用資料が無料でダウンロードできるサイトを7つ紹介していきます~♪
WHITE CROSS
根治、コア、印象、セット…これらを患者さんに説明するのって意外と難しいですよね。
しかしWHITE CROSSにある資料を見れば簡単に説明できてしまいます!
無料でもらっていいの?と感じるぐらいのクオリティの高さと資料の豊富さです。
DENTAL PLAZA
さまざまな用途に使えるイラスト素材、院内掲示用ポスターとして使えるイラストや文例、患者さんに治療の流れを説明するためのパワーポイント文書などがあります。
ビバリーくんのフリー素材集 | 歯科情報ポータルサイト DENTAL PLAZA
ライオン歯科材株式会社
主にライオン歯科材株式会社の製品(歯ブラシ・歯磨剤・歯間清掃用具など)の説明用リーフレットがあります。
ハブラシの当て方、歯間ブラシの挿入方法や交換時期、フロスの巻き方などが分かりやすいイラストでまとめてあるので保健指導で使いやすいです。
日本臨床歯周病学会
歯周病と関連性のあるものを取り上げています。
研究結果が分かるような円グラフや折れ線グラフが載っているので説明するときに説得力が高まります。
・メタボリックシンドローム
・心臓疾患、脳血管疾患
・糖尿病
・妊娠
・喫煙
・食いしばり
日本小児歯科学会
妊産婦さんや、子どもへの保健指導で役に立つリーフレットが揃っています。
・食事指導
・災害時の口腔ケア
・妊婦の口腔ケア
・スポーツと歯科
・シーラントのはなし
・歯のケガ
愛知県
愛知県が作成したリーフレットです。
・8020運動
・乳幼児の口腔機能支援
・歯肉炎予防
・歯周病予防
・たばこ、糖尿病との関連
・高齢期(口腔機能・口腔ケア)
GC友の会
非会員でもイラスト集の一部(予防のみ)がダウンロード可能です。
予防の場合は、ブラッシング・歯間清掃・口腔ケア・PTCなどのイラストがあります。
特にタフトブラシの当て方や、フロスの使い方のイラストは他の媒体より分かりやすいので患者さんに活用したくなります。
仕事中に活用しよう!
たくさんのサイトを紹介しましたが、印刷したあとに自分で眺めただけで満足しないようにしましょう。
印刷したものはテーマ別にファイリングして、仕事中に患者さんに実際にみせてください。
リーフレットを使うと短時間で理解してもらえるようになるので仕事効率が向上します。
さらに丁寧な説明により「安心して治療を受けることができた」という気持ちになり、患者さんの満足度も高くなりますよ。
リーフレットの情報が古くなる場合もあるので、定期的に情報のアップデートをすることも歯科医療従事者として大事な作業です。
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