パート歯科衛生士のプラス面・マイナス面

歯科衛生士は離職率が高い職業の1つです。

理由として考えられるのは、女性が多い職種なので結婚や出産を機に辞めるのが多いこと。

また、全国にたくさん歯科医院があるので再就職のしやすさから、安易な気持ちで辞めてしまえることがあると思います。

でも辞めたあと、そのままずっと専業主婦でいる人って何割ぐらいいるんでしょうか…。

不況で旦那さんの年収がなかなか上がらない今のご時世で、死ぬまで専業主婦で暮らせる世帯というのは少ない気がします。

子どもの教育費にお金がかかってくる(小中学生)と、嫌でも奥様が仕事復帰するときがくるのではないかと思います。

子どもが小学生になり手が離れたなぁ~と感じると同時に自分だけの時間が増えるので、そのタイミングで家計を補うためにまた仕事復帰するパターンが多いようです。

復帰する際は、いきなり正社員はキツいのでまずはパートで少しずつ仕事に慣れていこうと考えている人もいると思います。(私もその中の1人でした!)

そこで今回はパート歯科衛生士のプラス面・マイナス面についてまとめてみました。

パート歯科衛生士のプラス面

子育てと両立しやすい

なんといってもパートの良いところは、子どもが学校から帰ってきたときに「おかえり~」と言ってあげられることだと思います。子どもが帰ってきてから一緒に公園で遊んだり、買い物に行く楽しみもあります。

学習面でもサポートする時間がたくさんとれます。

宿題をみてあげたり、どの単元でつまずいているのか把握できるので親が理解するまで教えてあげることができると思います。

塾に通っているご家庭の場合、「塾で先生がみてくれているから大丈夫」と思われるかもしれませんが、子どもは親から褒められるのが1番嬉しいんですよね。

なので塾の先生に全てお任せで子どもの学習面に無関心でいると、実は子どもは寂しい思いをしているかもしれません。

残業が少ない

歯科医院の場合、診療時間というものが決まっているのでよっぽどのことがない限り残業になることはないと思います。

どんな時に残業になりやすいかというと、最後に来た患者さんの治療が長引いた場合・急患を受け入れた場合です。

院長先生の経営方針によって、患者さんの対応をどこまでするかが大きく変わってくるのでパート復帰される際はよく確認しておくといいですよ。

予定が立てやすい

歯科医院の休診日は、木曜・日曜・祝日のところが多いです。

年中無休のお店でパートすると他のスタッフが出勤できなくなった場合、代理で急に出勤しなければいけなくなったりしますが歯科医院はそういったことは起きません。

正社員だと休診日にスタッフ全員でセミナーに参加しなければいけないこともありますが、子どもがいる場合は自主参加になることが多いです。

そのため、大型連休などは旅行の計画が立てやすいです。

特に子どもは成長すると家族より友達や部活を優先するので、子どもが行きたがるうちにたくさん旅行して思い出を作ると良いと思います。

自分の存在価値を再確認できる

結婚・出産のタイミングで退職すると、最初のうちは仕事していた時より時間にゆとりがもてるので今までやりたくてもできなかったことをして楽しめるのですが、時間が経ってくると何だか社会から孤立したような気持ちを抱くことが多くなります。

特に元々バリバリ働いており、仕事が好きだった人が感じやすいかなぁと思います。

子育て中は子どもの世話だけで精一杯で、大人とほとんど会話せずに1日を終えることも少なくありませんし、お喋りができない小さい子は「ママありがとう」と言ってくれるわけでもないので、ママは「自分は誰かの役に立てているのかな…何のために生きてるのかな…」と考えてしまう瞬間もあるようです。

しかし仕事復帰をすると、久しぶりにたくさんの大人とコミュニケーションをとることができ、新しい人間関係を築けます。

患者さんの中にはとてもフレンドリーでよく声をかけてくださる方もいるので、家族との会話とは別の楽しさが感じられます。

「綺麗にしてくれてありがとう。口の中がすごくスッキリしたわ~」「いつもありがとう。」「来てよかった」なんて感謝の言葉をもらった時はより嬉しさがこみ上げてきますよ。

パート歯科衛生士のマイナス面

働ける時間が少ない

これは午前パートだけの場合の話になります。

歯科医院の診療時間は9時~13時・15時~19時のところが多いので、子どもが学校から帰ってくる前に仕事を終えようと思うと午前の診療時間だけしか働くことができません。

14時半ぐらいまで勤務して、15時ごろには自宅に帰るのが小学生ママの理想かなぁと思うのですが、歯科医院のパートだと強制的に13時で終わるので思ったほど稼げません…。

目標が立てにくい

パートだとどうしても目の前の仕事を振られる傾向があります。

特にオペが必要な患者さんや、長期的にケアをしていく患者さんには正社員の歯科衛生士を担当につけることが多いです。

周りの歯科衛生士がどんどん大きな仕事をこなす中、毎日クリーニングと診療補助を繰り返すのはちょっと寂しい気持ちになるかもしれません。

認定歯科衛生士の資格を得るにも、研修に参加したり、定期的に患者さんのデータを収集しなければいけなかったりするので結構大変です。

もちろんパートでもスキルアップしたい!!というやる気があれば、いくらでも勉強する機会はあるので自分なりに目標を立てて頑張ることはできると思います。

報連相が遅れがち

パートの場合、自分が勤務していない間に新しい機械が導入されていたり、予約の取り方が少し変更されていたり…医院の大事な連絡が自分の元に届くまで時間がかかります。

しっかり管理されている医院だと、ノートに変更点を記載してスタッフ皆が閲覧できるようにしているところもありますが、あんまりスタッフ間の連携を意識していない医院だと報告・連絡・相談が適当なので困ってしまいます。

そういう時は自分から「この機械っていつ入ったんですか?使い方まだ聞いていないので教えてください。」とか「予約の取り方変わったんですね。教えてください。」と他のスタッフに声をかけて、覚えていくしかありません。

患者様と信頼関係を築くのに時間がかかる

勤務時間が少ない上に、不規則なシフトだと、医院に常連の患者さんがいてもなかなか話をする機会が持てず信頼関係が築きにくいです。

長くお付き合いしていると、患者さんが自らプライベートな部分を話してくれたりするので、その話から歯科保健指導に活かせることがあります。

パートでも自分のシフトと同じ時間帯によく予約してくれる患者さんがいれば、どんどんコミュニケーションをとっていくと良いと思います。

急に休みをもらいにくい

歯科医院は大企業とは違い、少人数で形成されています。

ただでさえ必要最低限の人数しかいないのに、急に仕事を休まれてしまうと他のスタッフの負担が大きくなってしまいます。

しかし子どもがいる家庭では仕事をしている本人の問題ではなく、子どもが急に熱を出したり感染症をもらってくることもあるので、急な休みも致し方ない部分もあります。

学校の参観日、運動会、結婚式、法事、旅行などすでに先の予定が分かるものに関しては、出来るだけ早くスタッフに伝えることが大切です。

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