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教科書の文章や数字を正確に覚える
国家試験の問題は学校で使用する教科書の内容から出題されます。
講義中に先生が話したことや、インターネットで知った情報よりも、教科書で使用されている名称や数値を暗記しましょう。
しかし法律やルールが改正されて、教科書のデータが古くなる場合があるので、先生に新しい情報を伝えられた時はそっちを覚えてくださいね。
過去問をたくさん解く
国家試験の問題に慣れることが大事です。
学校で過去問を解く時間があればいいのですが、無い場合は自分で過去問題集を買って家で解きまくってください!
最低でも過去5年間はやりましょう。
それ以上さかのぼると、データが古くなっていて答えが違う場合があるので、あんまりオススメしません。
また試験問題を作る先生も大きく変わっている場合があるので、問題の出し方の癖みたいなものが違ったりしますよ。
気になるようでしたら5年以上さかのぼって解いてみると分かると思います。
直接書き込まない
過去問を使うときは何回も使えるように、本に直接書き込むのではなく、ルーズリーフに答えを書きましょう。
そして問題を忘れたころにまた同じ問題を解くと、本当に理解できたかが分かります。
何回も解いていると分かると思いますが、言葉のチョイスが少し変わっているだけで全く同じような問いがいつくかありますし、図や写真も撮り方が違うだけで同じ部分を聞いていたりします。
試験と同じ環境で解く
最初は時間を気にせず解けばいいですが、国試の3ヶ月前ぐらいからは試験時間と同じ環境を作って解くようにしましょう。
タイマーをセットして、携帯も電源OFFにして、教科書や参考書も閉まって問題を解くのに集中すると良いです。
筆記用具も試験と同じもの(鉛筆、消しゴム)を使うと、手の馴染みがいいのでより落ち着けると思います。
答え合わせのとき
間違えた問題には✖
迷ったり、テキトウに選んで当たった問題は△
このようにマークを付けておくと2回目以降、同じ問題を解いたときに自分がしっかり理解できるようになったか把握することができます。
あとは解説を読んでも理解できないときは、教科書と照らし合わせてください。
そして重要だなぁと思ったら教科書にマーカーで色をつけたり、解説に書いてある言葉を教科書の空きスペースに書き足します。
解剖の本を利用する
解剖学、口腔解剖辺りは、教科書だけの図では分かりずらい時が多々あります。
そういうときに便利だったのが解剖の本です。
全部カラーで、しかも立体的に描かれているのでイメージしやすいですよ
こちらは歯に特化した解剖の本なので、最後まで楽しめます
英語を日本語に戻してみる
横文字って覚えるのが大変ですよね。
どうしても覚えられない時は、英語を一度日本語に戻してみましょう。
【例1】ファーケーションプローブ
こちらは根分岐部の診査に用いる道具ですよね。
日本語に訳すと…
ファーケーション(furcation)➡「何かが枝に分かれる場所」
プローブ(probe)➡「厳密な調査」
【例2】矯正器具のリガチャータイイングプライヤー
使用用途は結紮線でアーチワイヤーをブラケットに結紮するものです。
日本語に訳すと…
リガチャー(ligature)➡「まとめる」
タイイング(tying)➡「縛ること」
プライヤー(pliers)➡「ものをつまんだり、ひねったりする工具」
どちらも使用用途がそのまま名称になっているんです!
こんな感じで自分の苦手な言葉だけ訳してみると、案外覚えられるかもしれません♪
他にも最終手段として、語呂合わせで覚える方法もありますよ。
移動時間を有効活用する
私の学校は都心部から離れた場所にあったので、多くの学生はバスや電車通学でした。
普段なら、友達と喋ったりスマホいじり、仮眠などをすると思いますが、試験が近づいてきたら、なるべく勉強する時間にしましょう。
暗記できていない科目を重点的に覚えると、試験までに安心材料が増えます。
重い教科書を何冊も持つのは大変なので、国試の麗人にまとめて自分だけのオリジナル本を作ると便利ですよ。
試験まで不安いっぱいだと思いますが、悩んでいても解決しません。
とにかく1問でも多く問題を解いたり、暗記を行うことで知識が増えていくので、不安な時こそ手と頭を動かしましょう!