コロナ時代~これから生き残る歯科医院を考えてみた~

コロナ時代~これから生き残る歯科医院を考えてみた~

コロナ感染者数のピークを過ぎ、今は落ち着いてきたかな…と思いきや第2波が怪訝されている今日この頃。

私は長くても夏までには収束するだろうと軽い気持ちでいましたが、今の社会の状況をみるとまだまだ長引くだろうなぁと考え方が変わってきました。

ワクチンも1年後に完成すると思っていたのが、治験したりデータ分析などをすると実は5年もかかるなんていう話も出ています。

そこで気になってくるのが自分の働いている歯科医院の経済状況…。

私の勤務先の歯科医院は、自粛モードの5月は前年比の60%減の日もあったので、正直経営が厳しいです。

もちろんどの院長も必死に対策を考えて、少しでも収益が回復するように努力してくださっていると思いますが、心の中では「これから先、ちゃんと給料もらえるかなぁ…」「冬のボーナス出せるのかな?」なんて心配になりますよね。

そこで今回の記事ではコロナ時代の今、倒産せずに生き残る歯科医院について考えをまとめてみました。

あくまで私の個人的な意見ですので、ご了承ください。

感染対策が万全

まずは基本中の基本、コロナウイルス感染予防対策。

感染対策をしっかり行う歯科医院でないと、患者さんは安心して来院できません。

アルコール消毒、体温測定、マスクやフェイスシールドの着用、手洗いうがい、アクリル板で仕切りをつける、直接手が触れない工夫、3密にならない工夫…

以前は考えられなかったようなことを今は当たり前のように行っていますよね。

スーパー、百貨店、ショッピングモール、飲食店…いろんなところで対策しているので、むしろ何も対策してないと浮いてしまいます。

歯科医院はただでさえ「感染しそう」というイメージを持たれてしまっているので、安心感を持ってもらえる取り組みを積極的に行いましょう!

具体的な感染対策を紹介している記事もあるのでぜひご覧くださいね。

歯科医院のコロナ対策 歯科衛生士ができること歯科医院でできるコロナ対策とは?

SNSを活用する

コロナだからというわけでなく、これからの時代を生き抜くために重要なのはSNSの活用です。

昔はインターネットが普及していなかったのでテレビCM、雑誌や新聞の広告などで集客していたかもしれませんが、今は広告費を出さなくてもインターネットを上手く使って無料で宣伝することができます。

特に利用者が多いTwitter、Instagram、YouTube、TikTokなどで注目を浴びれば、一般人が一夜にして有名人になることもあります。

歯科医院の場合は、患者さんが行きたくなるような情報を定期的にSNSに投稿することで新規来院数を増やせます。

自費に力を入れる

近年、保険治療で使われている金属の材料(パラジウム)が値上がりしており、保険治療にも関わらず経費がかるのでほとんど収益にならないようです。

よって、これからは保険診療よりも自費診療の割合が多い歯科医院の方が将来安泰だと思います。

自費診療

自費診療といって思いつくのは歯列矯正、ホワイトニング、インプラント、ジルコニア、セラミック…などがあります。

歯科医院オリジナルの取り組み

私はそれだけでなく歯科医院オリジナルのメインテナンスコースを作成して歯のお掃除をしたり、口腔マッサージによるエステ、サプリメント、患者さん向けセミナーの開催、歯科衛生士のスキルアップ講習など…様々な活動をしてもよいと感じます。

中には「歯医者は歯を直すのが仕事だから他に手を出すのはおかしい」と考える方もいるみたいですが、それは昔の話。

これからは新しい考え方ができて、日々進化する歯科医院が生き残ると思います。

物販

受付に歯ブラシやフロス、歯磨剤などを販売する歯科医院は多いと思いますが、もっと患者さんがわくわくするような物販コーナーを作ると良いと思います。

歯をモチーフにした雑貨の販売、唇を潤すリップなども患者さんウケがよいものです。

物販だけで月100万円売り上げる歯科医院が存在するくらいなので侮れません。

ヒアリングと説明に時間をかける

昔は“医師=神様”みたいな扱いをされており、患者さんが「先生にお任せします」というような風潮がありましたが、今の若い世代は情報収集能力がすごいので歯科医院に来院する前にネットで調べていたりします。

よって医療従事者並みの知識を得ている患者さんが増えてきているので、医師の処置に対して不信感や疑問を抱くと質問する方も多いです。

あとあとトラブルになるのを防ぐためには、まず患者さんの主訴をしっかり聞いてあげること。

最初は「左上の奥歯が痛い」としか言わなかった患者さんも、「どんな時に痛みますか?」と聞くと「朝起きたときがとくに痛い」「寝てる時に歯ぎしりがうるさいって家族に言われる」など色んなことを話してくれます。

最初はむし歯で痛いのかなと思っても、話を掘り下げてみると歯ぎしりによって痛みが起きている可能性が高いことが分かりますし、家族から歯ぎしりのことを言われて気にしている様子が感じ取れたりします。

そうするとナイトガードについて紹介したり、咬合性外傷という症状についても説明ができます。

もし歯の治療をする場合もこれから行う治療について分かりやすく説明して同意を得ることが大事です。

「今からこの部分のむし歯を削って詰め物をいれますが、よろしいでしょうか。」

「詰め物を作るために型が必要なので、型取りさせていただきます」

など一言伝えるだけで患者さんはすごい安心します。

小さな作業に関しては毎回患者さんに同意を得なくてもよいと思いますが、抜髄や抜歯など口腔内に大きな変化をもたらす時は必ず説明と同意を得ます。

簡単にまとめてしまえば、今の時代は「患者=神様」ぐらいの気持ちで対応している歯科医院のほうが口コミの評価も高く、継続して来院してもらえます。

まとめ

コロナが終息するまであと何年かかるか分かりませんが、新しい生活様式を取り入れた診療室作りをすることや、継続的に患者さんが通いたくなる歯科医院にできるように努力することが大切です。

また診療だけで利益を得ようとせず、視野を広げて色んなジャンルで歯科医師と歯科衛生士が活躍できれば倒産を免れることはできると思いますのでこんな時もめげずに頑張りましょうね!

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