注文住宅を建てる時の土地探しのポイント

誰もが分かるような基本的なことから、建てた人にしか分からないマニアックなポイントまでありますので、ぜひ最後まで見ていただけると嬉しいです。

南側に道路がある土地

有名な話ですが、南向きの土地は日当たりが良く、家を建てた時も昼間自然光がたくさん入るのでとても気持ちが良いですし、晴れた日は洗濯物もすぐ乾きます。

また土地の目の前が道路の場合、絶対に他の家が建つことがないので、住んでから日当たりが悪くなるといった問題も起きないので安心です。

角地・間口が２つ以上ある

角地だと出入り口の選択肢が多くできるので、間取りを考えるときに制限が少なくなります。

設計の選択肢が増えると、自分好みの家にしやすいので間取り決めも楽しくなりますね。

生活必需品が徒歩10分圏内で手に入る

やはり毎日住む家なので、生活しやすいことが1番大切です。

とくに生きていくために必要な食料、消耗品をすぐに買いに行けることは重要。

毎日生活していると「すぐ欲しい」と思う場面がやってくるので、可能ならば徒歩10分圏内にスーパーやドラッグストア、コンビニがあるといいですよ。

公園が徒歩10分圏内にある

こちらは小さなお子様がいるご家庭の話になりますが、公園が近くにあると育児の負担がかなり減ります。

ずっと家で子供の遊び相手をしていると気が滅入ってしまうし、自宅の庭で遊ぶにも遊びのレパートリーが少なくてすぐに暇になってしまったりするのですが、公園に行くと大きな遊具があるので思いっきり体を動かして遊ぶことができます。

また他の子供と関わることで、順番待ちをすることやお友達にオモチャを貸すなど、思いやりの気持ちや社会のルールを自然に学びます。

駐車場がある公園はとても少ないので、徒歩10分圏内にあると小さな子供でも歩いて行けるのでオススメです。

近くに警察署がある

科学的なデータは調べていませんが、家の近くに警察署があると治安が良いと思います。

やはり地域に警察の目が行き届いていると、強盗、車上荒らし、誘拐などは起きにくいです。

小学生の登下校時間に警察署の前で警察官が見守っているのを見かけたこともあるので、親としてはありがたいなぁと思います。

あとはなるべくお世話にはなりたくないですが、緊急事態が起きたときにもすぐに警察署に助けを求めにいけるので心強いです。

近くに田んぼや畑がない土地

隣が畑だと空を飛ぶ虫から地面を這いずる虫までたくさんの種類が発生します。

特に夏場は1番虫の動きが活発になるので、窓を換気しているだけでも小さな虫が家の中に入ってきやすいです。

あとは風が強い日は砂が舞うので、外壁や窓が砂で汚れやすいですし、洗濯物を外に干すのも躊躇してしまうかも。

虫が苦手な方が家族にいるなら、なるべく近くに畑がない場所をオススメします。

通りに市町村が設置した街頭がある

外灯があると用心棒になりますし、夜でもほんのり灯りが灯っているので帰宅の遅い家族がいる場合は安心して帰れます。

その代わりデメリットとしては、灯りに蛾や虫が群れるので虫が嫌いな方は気になるかもしれませんね。

騒音が発生しにくい場所

アパート暮らしを経験された方の中には近隣住民の騒音に悩まされたことがあるかもしれませんが、それは一軒家を手に入れたとしても起こりうるので、慎重に土地を選びましょう。

学校が近くにある

平日は毎日チャイムが鳴り、休み時間になると子どもたちのにぎやかな声、運動会などのイベント時は大きな音楽が1日中流れます。

運動場や球技場が近くにある

部活動や社会人スポーツ団体などが貸し切って使われるグラウンドが近くにあると、声援や掛け声が結構響き渡ります。

工場が近くにある

製造や解体する音、大きなトラックが動く音はうるさいです。

特に金属音は高い音なので、窓を閉めていても聞こえやすいので音に敏感な人はストレスになるかもしれません。

夜中も営業している店

夜中は柄の悪いお兄さんたちが集まりやすいのでバイクやマフラーの音がうるさいかもしれません。

睡眠をしっかりとりたい方は夜中営業しているお店の近くに住むのは絶対にやめた方がいいですよ。

電車が近くを走っている

電車が通過する音はとても大きいですし、都会だと本数も多いので1日中うるさいです。

交通量の少ない土地

交通量の多い道路では朝の通勤時間はとても混むので、移動時間が倍ぐらいになったりします。

毎日使う道なので人通りが車が少なく、スムーズに出入りできる方がいいと思います。

あとは人が多く集まるような施設が近くにあると、土日祝や長期休みに交通量と無断駐車が激増します。