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皆さんは子どもの仕上げ磨き、毎日スムーズにできていますか?
私は長女が歯磨きをすごく嫌がる子だったので、毎日どうしたら楽しく磨けるようになるか試行錯誤を続けた結果、4歳になった今では自分から「歯磨きしたい」「フロス自分でやりたい!」と言うまでになりました。
小さなお子様がいるご家庭では、子どもがすごく嫌がって磨いてくれないから歯磨きの時間が憂欝…というママさんもいると思います。
そこで今回は私が今まで実践してきた子どもが歯磨きを嫌がる時の対処法をいくつかご紹介していきます。
ぜひご自宅で少しずつ実践してみてくださいね。
子どもが歯磨きを嫌がる理由を考えてみよう
そもそもなんで歯磨きを嫌がるのか、その理由をぜひ考えてみましょう。
・口の中を触られるのが不快
・仕上げ磨きが痛い
・眠たい
・歯磨き粉の香りが嫌だ
・磨く人はママがいい or パパがいい
・ずっと口を開けるのが疲れる
・磨くのが面倒くさい
・歯磨きの時間がつまらない
・歯にまったく興味がない
理由がハッキリとわかる場合はそれを改善すればよいので比較的簡単に解決します。
理由が全く分からない時は、以下にご紹介する対策を色々試してみてください。
子どもが楽しくできるようになったら、それを継続していくことで歯磨きが習慣づいていきますよ♪
子どもが歯磨きを嫌がる時の対処法13選
正しい仕上げ歯磨きの仕方を習得する
子どもが仕上げ磨きの時に痛がっていませんか?
もしかしたら強く歯ブラシを当てているかもしれません…。
正しい仕上げ磨きの方法を習得して、優しく丁寧に磨いてあげてください。
歯ブラシを交換する
基本的に歯ブラシは1ヶ月に1回交換することを推奨しています。
しかし子どもによっては噛み癖があり、すぐに歯ブラシの毛先が広がってしまうことがあります。
毛先が広がった歯ブラシを使うと、磨くときに痛みが出やすいので、そういう時は1ヶ月より早めに交換してあげましょう。
また歯ブラシはドラッグストアでこまめに買うより、通販でまとめ買いしたほうが1本あたりの単価が安いことが多いので節約したい方にオススメです。
歯に関連した絵本を読む
乳幼児は親子のスキンシップの一環として絵本の読み聞かせが重要視されています。
ぜひその絵本の読み聞かせの時に、歯に関連するものを選んでほしいと思います。
例えば、動物たちが歯磨きをして口の中を綺麗にしているようなものや、主人公がむし歯になって痛がっているストーリーのものです。
むし歯になりたくたいから歯を磨こう!!と思うようになったり、自分の歯に関心がもてるきっかけになります。
歯の絵本は世間ではあまり知られていませんが、有名な絵本作家さんが描かれたものも結構あるんです!
ぜひ一家に一冊は常備しておいて、定期的に読み聞かせてあげてほしいなぁと思います。
ぬいぐるみを使って一緒に歯磨きする
子どものお気に入りのぬいぐるみがあって、日中肌身離さず持ち歩いている子っていませんか?
そんな時はぬいぐるみとお喋りができる設定にして、子どもと会話しながら歯磨きを楽しむのもいいですよ。
声はママやパパが担当して「〇〇くん、一緒に歯磨きしよ~」「ゴシゴシ、綺麗になったかな~?」「ピカピカだね!気持ちいいね~」「バイキンマンやっつけよう!」などと声かけしてあげると盛り上がります♪
歯ブラシとセットになった可愛いカバちゃんのぬいぐるみも売っています。
歯のペーパークラフトや折り紙を作って遊ぶ
歯に関心がない子どもに「歯磨きするよー!!」と言っても全く響きませんよね…。
親が何回も口うるさく言うと、余計に磨きたくなくなってしまうこともあります。
そんなときは歯の工作を親子で作ってみましょう!
雨で外で遊べない時や休日の時間がある日でよいので、さりげなく声をかけてみてください。
「歯ってこんな形をしているんだなぁ~」と新しい気付きがあったり、完成したあとに歯医者さんごっこのような遊びができるので更に学びが深くなりますよ。
すると自然と歯に関心がもてて、自分の歯も磨くようになるかもしれません。
折り紙
ペーパークラフト
歯科医院のHPから無料で印刷ができます。
歌を歌いながら磨く
私が幼い頃、NHKの子供番組で「はみがきじょうずかな」という歯磨きの歌がありました。
テレビでは小さい子どもがお母さんに仕上げ磨きをしてもらっている映像が映されており、磨いている間に歌が流れていました。
「はみがき~シュワシュワ~」と楽しいリズムの歌なのですが、今でもそのフレーズが記憶に残っています。
子どもと楽しく歌いながら歯磨きをしたら、大人になってもその時の楽しい思い出が残ると思いますよ。
歯の学習サイトで学ぶ
乳幼児にはまだ早いかもしれませんが、歯について学べるサイトがあります。
少しずつ自分磨きも練習していかなければならないので、歯の磨き方やむし歯になる原因について学ぶことは大切です。
スマホのアプリを活用する
ゲーム好きなお子様にオススメなのがポケモンスマイルという歯磨きアプリです。
歯磨きするときに起動し、スマホと連動させて歯磨きをします。
ポケモンキャラクターを捕まえてコレクションしていくので、子どもが早く集めたくて毎日頑張って磨くようになるかもしれませんね。
歯磨きする時間を決める
基本的生活習慣は毎日行うから身についていくものです。
着替え、食事、排泄、入浴を当たり前のようにしているように、歯磨きも毎日同じタイミングで繰り返すのです。
すると子どもはそれが当たり前になるので「親が磨きなさい!」と言わなくても磨くようになります。
ちなみに我が家は食後に磨くことを習慣化しています。
あとは子どもが眠たくなる時間より前に歯磨きを済ませておくことも重要です。
眠いのに口の中を触られるのでとても嫌な気分になり、泣きわめく原因につながります。
家族みんなで歯磨きタイムをつくる
ぜひ取り組んでほしいのが、親が歯磨きしている姿を子どもにみせることです。
「親の背を見て子は育つ」ということわざがあるように、口先だけで注意してもダメで、親がやっている姿を自然と見せるのが1番効果的です。
特に夜は家族団らんの時間帯。夕食後ぜひみんなで歯磨きしてみてください♪
歯磨き粉のバリエーションを増やす
子ども用の歯磨き粉には香りのバリエーションが豊富にあります。
いちご、ぶどう、りんご、もも、オレンジ、バナナ、ミント…
私は3種類は家に常備しており、毎日子どもに選ばせています。
毎日違った香りを楽しめるので、モチベーションアップにもつながっていますよ。
歯磨きカレンダーを作る
歯磨きをしたらカレンダーに色を塗る、もしくはシールを貼るというのも効果的です。
達成感や満足感が得られるので、子どもが目標のために頑張ってくれます。
歯みがきカレンダー | クリアクリーンキッズ | 花王株式会社
歯磨きしたあとのご褒美システムをつくる
歯磨きしたあとは何も食べれないと思っていませんか?
実は1つだけ食べても大丈夫なものがあります。
それはキシリトールという代用甘味料です。
キシリトールは砂糖と同じぐらい甘いですが、むし歯の原因にはなりません。
しかもキシリトールはむし歯の原因となる歯垢(プラーク)が付きにくくなったり、むし歯の大きな原因であるミュータンス菌の活動を弱めてくれる働きもあるんですよ。
ただし歯磨き後にあげるなら100%キシリトール配合のものでないといけないので注意してくださいね!
私は4歳と2歳の娘に夕食後の歯磨きのあと、毎日しまじろうのキシリトールタブレットを一錠あげています。
あとは車にキシリトールガムを常備しているので、ドライブ中にあげることもありますよ~♪
歯磨きは毎日の積み重ね
対処法を実践しても、歯磨きを嫌がったり面倒くさがって磨こうとしない日もあると思います。
しかし諦めずに続けてください!
親が諦めた時点で子どもは「やっぱり磨かなくてもいいんじゃ~ん」となってしまいます。
「磨くのは当たり前なんだよ」という姿勢を親が自ら実践して貫いていただけると嬉しいです。
ただし頑張りすぎて毎回完璧を求めるのはNGです。
例えば、外出していて昼食後の歯磨きができない場面。
そんなときは「家に帰ってから磨こうね」と声かけしてあげましょう。
他にも、子どもが歯磨きする前に寝てしまった時に無理やり起こして磨くことはやめましょう。
夜磨けなかった分、次の日の朝は念入りに磨いてあげよう!と臨機応変に対応することで無理をしないで仕上げ磨きが継続できますよ。
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