専業主婦でも稼げると話題のクラウドワークスですが本当に稼げるのか気になりませんか?
そこで今回は私が実際にクラウドワークスで仕事をして検証しました!
仕事を受注してから納品するまでの流れや、報酬金額、本音などをレポートしていきます。
私の簡単な自己紹介
20代、週3日歯科衛生士のパートをしている2児のママです。
数年前にこのブログを開設して完全独学でライティングを始めたこともあり、ライティングやSEOの知識は少しだけありますがプロライターではないので1つの記事を仕上げるのに時間がかかります。
ライティングの仕事内容
「初心者・専業主婦歓迎」と書かれているライティング案件が多くありますが、そういったものの多くは以下のような仕事内容でした。
アフェリエイトサイトの記事を書いてほしい
GoogleやYahoo!で検索したときに上位にアップされるような記事を書くお仕事です。
読者が多く集まればブログ内に掲載している広告から収入を得ることが出来るアフェリエイト。
そのため分かりやすく正確な情報を伝えられることと、悩みが解決できるような内容が求められます。
また検索で上位に表示させるためのSEO対策について、ある程度理解できる人が契約してもらいやすいです。
記事のジャンルは多岐にわたります。
・恋愛、結婚
・子育て
・転職
・芸能、エンタメ
・専門知識を要するもの
自分の職業や趣味など得意なジャンルがあれば記事も書きやすいですが、クライアントが用意した検索キーワードを使って記事を仕上げることが一般的なので自由に好き勝手できるわけではありません。
アンケートに答えてほしい
クライアントが用意したアンケートに答えるだけのお仕事です。
数分で終わるものが多いのですぐに収入が欲しい方に向いていますが、単価がとても安く、1件5~50円ぐらいなので数をこなさないと収入も微々たるものです。
あなたの体験談を書いてほしい
「ホワイトニングって効果あるの?」「転職ってどうやってするの?」と疑問に思っている人のために記事を書くお仕事です。
体験した人にしか分からないような話を盛り込んだり、写真を載せることで中身の濃い記事に仕上がります。
・転職
・旅行
・ホワイトニング
・脱毛
商品レビューしてほしい
自宅に商品を郵送してもらい、その商品を試した感想を文章にするお仕事です。
商品代金や送料などはクライアントが負担してくれますし、使用した商品は返品不要でそのままもらえることが多いです。
ただし自宅の住所がバレるので個人情報の流出が気になる方はやめておきましょう。
ライティングの報酬金額
「◆全員採用!初心者OK!気軽に空いた時間を使って副業!1記事800円!テーマに沿った動画紹介サイト!」の仕事を受注した結果をお伝えします。
まず1記事800円とありますが、本格的に仕事をもらう前に練習を兼ねたテスト記事を書かなければならず、それが1記事500円でした。
しかしそのあとクラウドワークスに手数料を引かれるため、実際の手取りは390円になります。
頑張って仕事をしても手数料がかなりもってかれます…。
また口座に出金する場合は最低でも530円以上の稼ぎがないといけませんし、振込手数料もかかります。
手数料を安く抑えたいならある程度まとまった金額を一度に出金した方が良いです。
クラウドワークスでライティングをして分かったこと
私はライティングのみ仕事を受注したのでライティング限定で分かったことをまとめてみました。
規定が細かいので慣れるまで大変
クライアントごとに記事の書き方のルールが違います。
例えば「数字を使用する場合は全角で統一する」「語尾はですます調で統一する」など。
他にも丁寧語や謙譲語の使い方についてや、言葉を漢字で表現するのかカタカナ語を使うのかなど細かく決められています。
マニュアルをよく読んで理解した上で記事を書き始めなければならず、もし間違えた場合は修正依頼がくるので何回も書き直しすることになります。
私は同時に違う仕事を受注していたのですが「この書き方ってどのクライアントのやり方だったっけ?」と迷うことが増え、頭の中が混乱してきました…。
初心者すぎると挫折する可能性が高い
私はワードプレスを自分で開設して1年半ほど運営した経験があって、仕事を受注しました。
なのでクライアントが使用しているワードプレスも簡単にログインでき、記事を書いたりアイキャッチ画像を設定したりできましたが、本当にパソコン初心者がやろうと思ったら分からないことだらけで記事を書くまでに様々な壁にぶち当たると考えられます。
そもそもタイピングが早くできないと文章を入力するのも嫌になるだろうし、ワードプレスの使い方もゼロから覚えないといけない…。
しかしクライアントはそんな大変な作業があることは一言も伝えません。
「初心者でも大丈夫!分かりやすく指導します。マニュアルあります」などと言ってくれますが、そんな簡単に覚えられるものばかりではないので注意。
最低でもパソコンのタイピングがスムーズにできることが条件です。
時給換算すると安すぎる報酬
ライティングに慣れていれば3000文字ぐらいの文章を30分で仕上げることができる方もいるのですが、私はまだまだ書くのが遅い部類です。
初めて受注した記事も文字数は1500文字程度でしたが、動画を実際に視聴して感想をまとめたりしなければならず、マニュアルを読むところからトータルすると6時間ぐらいは作業しました。
やっと納品できたー!と達成感でいっぱいでしたが、報酬はたったの390円…。
これを時給換算すると、1時間あたり65円です。
稼ぐことを目的とするなら一気に馬鹿らしくなる数字ですよね。
もちろんこれから早く書けるようにスキルアップすればいいという考え方もありますが、毎回新しいジャンルの記事を書くとなると情報収集に時間を取られると思いました。
納期があるので地味に焦る
ほとんどのライティング案件は「〇〇日までに1記事仕上げてください」と納期の指定があります。
初心者や専業主婦歓迎のものは、比較的長めに設定してくれていますが、もちろん作業をサボってダラダラしていたらあっという間に納期がやってきます。
私も「休みたいけど作業しないとなぁ…」と何度も重い腰をあげて作業を頑張りましたよ。
専業主婦はライティングで稼げるのか?
結論から言うと、副業として短時間で稼ぎたいなと思っている方がいるならクラウドワークスのライティングはオススメしません。
クラウドワークスはクライアントの希望通りの仕事ができればしっかりお金は振り込まれるのでその面は安心ですが、自分の得意分野を作らない限りライティング1本で生計を立てていくのは難しいと感じました。
得意なことや好きなことなら情報収集も苦ではないだろうし、スラスラと文章も書けるものです。
また専業主婦の場合は育児の合間に作業することになると思うので、そのすき間時間でいかに集中して作業を進ませるかも重要ですよ。
私は今回の検証のためにライティングをしましたが、あまりにも地道な作業なのでもうやることはないでしょう…。笑
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