以前、仕上げ磨きを嫌がる時の対処法13選という記事を書きました。
対処法の1つに歯磨きをする前に歯に関連する絵本を読んであげることを紹介しています。
その記事を書いた後に実際に図書館へ行って絵本を探し、4歳と2歳の娘たちに読み聞かせをしてみました♪
そこで今回は読み聞かせた感想と、0~5歳の乳幼児におすすめの歯に関する絵本を紹介していこうと思います。
ノンタン はみがき はーみー
絵本の内容紹介
ノンタン、うさぎさん、たぬきさん、ぶたさん、くまさんが順番に登場し、愉快なリズムに合わせて歯磨きをしています。
そして最後はみんな笑顔で楽しそうに歯磨きをしているシーンになります。
著者
キヨノサチコさん
1947年東京に生まれる。
子どもたちに大人気のノンタンの絵本をつぎつぎに生み出し、ロングセラー・ベストセラーになる。
2008年逝去。
著書
・ノンタンあそぼうよ シリーズ全21巻
・ノンタンボードブック シリーズ全3巻
・赤ちゃん版ノンタン シリーズ全9巻
・ノンタン・タータンあそび図鑑
・トムトム・ブー シリーズ
・幼年童話<いたいのかいじゅう>シリーズ
など
読み聞かせした感想
「イイイのイーして」のところでは二人とも自分の口を「イー」として、「しゅこしゅこしゅっしゅっ」と歯ブラシを動かす場面では、動物たちと一緒に歯磨きをする仕草をしました。
長女は動物さんたちの使っている歯磨き粉やコップにも興味を示し、「たぬきさんの歯磨き粉すごい出てる!!」と興奮気味でした。
ハブラシくん (3さいからのユーモアえほん)
絵本の内容紹介
主人公はなんとハブラシ。そして終始、会話は関西弁です。
ハブラシが家を飛び出し、外を移動しながら色んな人やものに出会います。
その結果、最後はハブラシがむし歯になってしまい、歯科医院で治療してもらうというユニークなお話です。
著者
岡田よしたかさん
著書
・おーいペンギンさーん
・特急おべんとう号
・ちくわのわーさん
・うどんのうーやん
・こんぶのぶーさん
など
読み聞かせした感想
次女はハブラシくんがソフトクリームをもらうシーンが面白かったようで、「アイス!!」と指さしながらニコニコ笑っていました。
長女は「なんでハブラシが家から出るの?」とすごい不思議そうでした。
そのあと鍋と出会う場面では「鍋はお風呂入らないよ~」と笑い、ハブラシがむし歯になる場面では「ハブラシってむし歯になるの!?」と驚いていたりと、終始不思議な物語が可笑しかった様子。
はみがきあそび
絵本の内容紹介
しかけ絵本になっており、女の子のゆうちゃん、こいぬのコロ、こねこのミケ、ことりのピイちゃん、かいじゅうさんが順番に歯磨きをしていきます。
最後はうがいをしっかりして、みんなでピカピカになった歯を見せています。
著者
きむらゆういちさん
著書
・『あらしのよるに』シリーズ
・あかちゃんのあそびえほんシリーズ
・その他、多数あり
読み聞かせした感想
次女はしかけが楽しかったようで、自分でめくりたがっていました。
登場人物たちによって磨き方や磨く音が違うのですが、その音に合わせて「しゃかしゃか」「ゴシゴシ」「しゅっしゅっ」「きゅっきゅ」など一緒に声を出して楽しく磨けました。
また長女はかいじゅうさんの歯をみて「この歯、なんか黒い線があるよ」と言いました。
それは奥歯の凹凸を表すための線だったので「奥歯は凸凹してるでしょ?だから前の歯と形が違うんだよ」と話すと自分の口を開け、奥歯を触って確かめていました。
おかし だいすき
絵本の内容紹介
ねこのにゃんたはお菓子が大好き。その日もいつものようにお菓子を食べていました。
ある日ワニさんが泣きながら、お母さんに引っ張られて歯医者さんに連れていかれるのを目撃しました。
むし歯になると大変だ!と思ったにゃんたは急いで家に帰って、歯を磨くというお話です。
著者
いもとようこさん
著書
・もしもしおかあさん
・ずっとそばに
・あかちゃんのためのえほん
・はじめてのめいさくえほん
など
読み聞かせした感想
最初はにゃんたと一緒におやつを食べるシーンを楽しんでいましたが、途中ワニさんが泣きながら歯医者さんに連れていかれる場面では、心配するような表情もみられました。
しかし最後にゃんたが家に帰って、自分の歯を綺麗にした場面になると笑顔に戻っていました。
歯磨きしないとむし歯になってしまうということが伝わったのかな…?
いーはとあーは
絵本の内容紹介
男の子がお友達やパパと歯を見せあいっこしています。
歯には乳歯と永久歯が存在していること、歯の形には色々種類があること、むし歯になると痛いということなどを子どもにも分かる言葉遣いで教えてくれています。
最後にはみんなで歯磨きをするシーンもあります。
著者
やぎゅうげんいちろう
著書
・はなのあなのはなし
・かさぶたくん
・おへそのひみつ
など
読み聞かせした感想
2人とも主人公の男の子と同じように「いー」や「あー」の口をしてマネをしていました。
「あかちゃん用の歯」というセリフの時、長女が急に怒り出しました。
「私はお姉ちゃんだから赤ちゃんじゃない~!!」と…。
「そうだよね…ごめんごめん」となだめながら乳歯と永久歯の違いについて教えてあげました。
でもこの絵本をきっかけに乳歯から永久歯に生え変わることについて学びが深まったと思います。
最後は「むし歯にならないためにどうしたらいいのか、みんなしってる?」という問いかけがあったのですが、長女が自信満々に「知ってるよ!歯磨きするの」と答えてくれました。
歯の絵本を読むと仕上げ磨きも楽になる
2歳の次女は元々歯磨きを嫌がるタイプではなかったので特に心配事はありませんでしたが、長女が4歳なのに自分から歯磨きしようとする様子が見られなくて悩んでいました。
しかし歯の絵本を読んだ日は、自分から洗面所へ行き、歯磨きを進んでやる姿がみられました!
しかも『ハブラシくん』を読んだ影響なのか、ボロボロのハブラシが嫌だったようで「新しいのにしたい」とまで言われました。
こんなにも意識が変わるんだなぁと正直驚きましたが、これからも楽しく歯磨きをしてもらえるように絵本の読み聞かせを続けていこうと思いました♪
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