映画好きの夫婦のもとに生まれた子供って自然と映画をたくさん観るようになりますよね~。
我が家も雨の日は外に遊びに行けないのでよく映画鑑賞をしています。
ちなみに長女が初めて映画館に行ったのは4歳2ヶ月の時で「アナと雪の女王2」をみました。
しかも椅子が揺れたり水が飛んでくる4DXバージョンです!
途中で怖がって泣くかな~とか飽きちゃうかなぁ~なんて心配しましたが、真剣に画面を見つめ最後まで鑑賞していたので正直驚きました。
終わった後に感想を聞いてみると「海の中に馬がいた!」「アナが途中でいなくなったのはなんで?」「ダムってなに?」と、しっかりストーリーを覚えていて気になったことを質問までしてくれました。
それ以来、娘はアナと雪の女王の大ファンになったのは言うまでもありません…。笑
そんな映画館デビュー話からはじめましたが…今回ご紹介するのは「4歳の女の子にオススメの映画」です。
我が家ではアニメを見ていないので(家にテレビを置いていない)流行っている有名なキャラ系の映画を見せることが少ないです。
強いて言えばディズニーキャラクターだけはよく知っているという感じなので、もしかしたら他の子どもの好みとは違うかもしれません…。
崖の上のポニョ
海に棲むさかなの子ポニョが、人間の宗介と一緒に生きたいと我儘をつらぬき通す物語。
同時に、5歳の宗介が約束を守りぬく物語でもある。
アンデルセンの「人魚姫」を今日の日本に舞台を移し、キリスト教色を払拭して、幼い子供達の愛と冒険を描く。
この作品は登場人物が少ないので4歳でも人間関係が理解しやすいです。
セリフも5歳の子どもが話す言葉遣いが多いので、話している言葉の意味が分からない!!ということもほとんどなく最後まで楽しんで見ていましたよ。
ポニョに手足が生える瞬間や、オモチャを大きくさせる魔法を使うときなどは面白がっていました。
問題点としては天候が悪くなり海が荒れて津波っぽいシーンがあるので、子どもによっては海は怖いものっていうイメージを持ってしまう可能性もあるかもしれません。(長女は怖がっていませんでした)
魔女の宅急便
13歳になったキキは一族の教えに従って、1年間の修行をして魔女になるため、黒猫のジジと一緒に他の魔女がいない街を探し始めます。 母親から受け取ったほうきと、父親にもらったラジオをもち、友達に見送られながら旅立ちます。 … そのとき窓の外にキキが見たのは、「海」と「コリコの街」でした。
ストーリーとしては4歳にはちょっと難しいのですが、黒猫のジジが喋ったり、キキがほうきに乗っている姿を見ているだけでも面白いみたいです。
4歳にとって魔女という存在は「本当にいるかもしれない…」と思わせる不思議なものなので、きっとワクワクするのだと思います。
となりのトトロ
昭和30年代前半の埼玉県所沢市を舞台にしたファンタジー。田舎へ引っ越してきた草壁一家のサツキ・メイ姉妹と、子どもの時にしか会えないと言われる不思議な生き物・トトロとの交流を描く。
長女はトトロよりもサツキのクラスメイトのカンタに興味津々だったのでそれは予想外でした。
カンタがシャツのまま外へ出かけていることや、ズボンに穴があいて縫い合わせた跡があるのが面白いと言っていたので、4歳は見る視点が全然違って面白いなぁと思いました。
ネコバスが登場したときは「なんで他の人には見えないのー?!」とか「ここ(電線)に乗ったら危ないよね?」と感電を心配しておりました。笑
借りぐらしのアリエッティ
小人のアリエッティは先祖代々とある郊外の家に暮らしていました。 彼らは人間世界から、生活に必要な物資を借りて暮らす、“借りぐらし”の種族なのです。 しかし、その家に療養のために翔という少年が、祖母の暮らす家にやってきます。 彼は心臓に疾患を抱えていました。
会話で使われている言葉は4歳には難しいものが多いですが、アニメーションがとても素敵なので長女に見せてあげたいと思いました。
人間界で使われている道具を小人の世界では違う用途で使っていたりするので面白いですよ。
アリエッティとお父さんが食料を調達するために家の中を探索する様子は言葉がなくても見ごたえがあるので、長女もじ~と見つめていました。
家政婦さんがミニチュアのハウスを壊してしまうシーンでは「大変!!」といって心配そうにする様子もありました。
アナと雪の女王
アレンデール王国の王女姉のエルサと妹のアナは、王家の美しい姉妹。 … 姉エルサは反対し、思わず人々の前で魔法を暴発させ、王国を冬に変えてしまった。 エルサは山に籠もり氷の城を建て、自分を開放し独りで生きていく決意をし“雪の女王”となる。
可愛い女の子が出ていて、綺麗なドレスを着ているだけで長女は夢中で見ています。
4歳はプリンセスにハマる子どもが多いと思うので、アナと雪の女王はすごい食いつきが良いですよ。笑
1と2がありますが、長女は1のほうが好きです。
理由は「赤ちゃんの時の顔がかわいい」からだそう。
他の映画でもそうですが、幼少期のシーンを好んでよくみています。
歌は覚えやすいリズムで聞くことも大好きだったので「歌を聞きたいから戻して!」と何回もリピート。
氷でお城を作るシーンはとっても幻想的でキラキラして綺麗だったようで、楽しそうに最後まで見ました。
ちいさなプリンセス ソフィア シリーズ
『ちいさなプリンセス ソフィア(原題:Sofia the First)』は、ディズニーの3Dアニメーションです。 普通の村人だった主人公ソフィアが突然プリンセスに転身し、お城の暮らしや人々との出会いを通して日々成長していく女の子の憧れのストーリーです。
ソフィアはシリーズ化しており他にも10作品ぐらいありますが、1番最初にみるなら「はじまりのものがたり」を見るのをオススメします。
ソフィアが普通の女の子からプリンセスになる様子が描かれているので、女の子がワクワクすること間違いなしです。
なんといっても4歳でも分かる言葉遣いで、話の展開が早くないので1人で最後まで楽しく観れますよ。
ただ1つ設定で微妙だと思ったのが、ソフィアの母親の再婚相手が国王だったので連れ子としてプリンセスになるというもの。
国王にはすでに2人の子どもがいたので、ソフィアには血のつながっていない兄弟がいきなりできるわけです。
4歳にはその関係性は理解できないですし、あんまりクリーンな設定ではない気がしました…。
他の作品ではアリエルやシンデレラ、アラジンなどが登場していますが、プリンセスとしての経験が浅いソフィアに対して先輩的な立場からアドバイスしている様子があって素敵だなぁと思いました。
映画! たまごっち うちゅーいちハッピーな物語!?
誰もが物語の中に入り込んで主人公になれる絵本を揃えた移動図書館が、たまごっち星に到着。足を運んだまめっちたちは「世界一幸せな物語」という本から助けを求める声を聞き、絵本内へと飛び込む。
作品は2008年のものなので古いですが、映像は見応えばっちりです!
たまごっちというオモチャもアニメも知らない4歳の長女にいきなり見せてみましたが、キャラクターが可愛いので最後まで飽きずに楽しく見れました。
ストーリーとしては4歳にはちょっと理解しにくいところが多いかもしれないです。
「本当の幸せってなんだろう」と考えさせられるものなので、むしろ大人がみたほうが泣けるかも。笑
登場しているキャラクターが純粋なピュアな気持ちをもった子ばかりなので、長女にもそんな風に成長してほしいなと思いましたね。
4歳にみせてあげたい映画のポイント
4歳だとまだ自分で映画館へ行ったり、レンタルビデオ店に行けるわけではないので映画のチョイスは親ですよね。
我が家では映画を通して、見たことがない世界をみせてあげたり、世の中には色んな人がいるってことを知ってもらいたいなぁと思って選んでいます。
映像
自然(海、山、田、空)などの描写が綺麗なものや、面白い世界観(魔法が使える、お化けみたいなものが見える)のものを探します。
登場人物
登場人物も多すぎず、少なすぎないぐらいのものがいいですね。
癖の強いキャラクターがいると、物語の展開も面白くなるので飽きにくいと思います。
ただソフィアのように人間関係の設定があまりにも複雑だと4歳には難しいことがあるなぁと感じました。
鑑賞するとき
映画を子どもだけに見せっぱなしにするよりは、家族みんなで鑑賞して感想を言い合ったり、分からないシーンについて教えてあげることも大切だと思います。
大人は過去に見たことがある作品かもしれませんが、子どもと一緒に改めてみると昔とは感じ方が変わっていたりするので面白いですよ。
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