私は過去に娘の子育てをしながら1年間専門学校に通っていた経歴があります。
学生ママになったことで自分のペースで生活することができなくなったので最初のうちはとても大変でしたが、日に日に子どもとの生活にも慣れて学業と両立も上手くできるようになりました。
学生ママとしてやっていけるのか不安…という方もいるかもしれないので、ぜひ私の体験談を読んでいただき参考にしてもらえると嬉しいです。
娘が生後5ヶ月の時に学校復帰
私は専門学生2年生の冬休みの時期に妊娠が分かったので、3年次は進級せず1年間休学する選択をしました。
休学中に出産して1年間は専業主婦状態でしたが、翌年の4月から学校復帰するため娘を保育園に預けることに。
このとき娘は生後5ヶ月でした。
復帰後すぐは無理をせず力を抜こう!
保育園に預けることが決まると入園するのに必要なものの準備があったり、自分の学校のスケジュール管理をしたり…。
とにかく4月は色んな事が新しく始まるので疲れは溜まっていました。
でもママが倒れてしまっては元も子もなくなると思い、私は無理しすぎないように力を抜いて過ごすように考えました。
例えば…
- ご飯は全て手作りにせず、お惣菜に頼っちゃえ~
- 掃除は3日に1回でも大丈夫!死なないよ!
- 頼れる人にはいっぱい甘える。(実家の父母・夫・友達など)
- 課題はちゃんとやるけど自主学習はほどほどに…
学校復帰となると1年ブランクがあったので「クラスメイトに置いていかれたくない…!」「いい成績をキープしなければ!」と張り切ってしまっていたのですが、最初から全力でやりすぎると家庭との両立ができなくなる…と分かってきました。
学校でたくさん集中して頭も使って疲れているのに、帰宅してからは子どもの遊び相手、夕飯の準備、お風呂、寝かしつけ…などやることはたくさんあります。そのあとに学校の復習、予習をしていたら寝る時間がどんどん削られてしまいます。
最初はそれが学生ママの使命なんだ…!!と無理してやっていましたが最終的には体調を崩し、続けることはできませんでした。
その経験からも、目先の成績を気にするのではなく最終目標の「卒業すること」を意識するようにしたら、謎のプレッシャーから解放され、のびのび学生生活を送れるようになったのです。
学校生活に慣れてくると(私の場合6月ぐらいだった)自然と疲れにくくなってきて、気持ちにも余裕が持てるようになるので、家庭とのバランスをみて徐々に自分の学習に力を入れていくのは良いことだと思います。
テスト期間中は特別!自分に厳しくしよう
普段の生活では家に帰ってから特に自主学習はしませんでしたがテスト期間は違いました。
なぜならもしテストで赤点をとったら追試があるのでまた勉強する時間が増えるし、休みの日も学校にいかなければならない…という超無駄な作業ができてしまうから。
あと追試を受けるためにはお金も払わなければならないという、良いことが何もないルールがありました。笑
私はそれが嫌だったので必死に勉強しました。
- スマホいじりを辞める
- 子どもの世話以外は勉強する
- いつもより寝る時間は遅くする(徹夜は良くないよ!)
- 休日の子どもとのお出かけは夫に任せる
私はこんな感じでした。子どもがいることを言い訳にせず、「赤点は絶対にとらないぞ!!!」という意識を常にもって過ごしました。
テスト期間は長くても2週間ぐらいなので、この期間を辛抱すればまた楽しい生活に戻れるぞ~と思って自分に厳しくしました。
とはいっても、子どもは親の都合でいい子にいてくれるわけもなく、夜中泣いてしまうかもしれないし、日中も機嫌が悪くなることもあると思います。そういう場合、1番いいのは頼れる人がいるときはとことん甘えるということ。
真面目なママの中には「他の人に子どもを預けるなんて…自分で世話しなきゃ」と躊躇してしまう人もいますが、本当につらくてどうしようもない時は誰かに助けを求めることも大切です!
切磋琢磨できる仲間をつくろう
同じ学生ママがクラスにいれば同じように気持ちを共感できるかと思いますが、ほとんどは現役の若い子たちばかり。
学校が終わればバイトにいったり、友達と遊びに行ったり外食したり、彼氏とデートしたり。
子どもがいる・いないでは全く生活リズムが違うので共感したくてもできないことが多いです。
そんな状態で年下の若い子たちと仲良くなりすぎると、家族で過ごすことよりも友達と遊びに行きたい欲がでてしまったり、自分の置かれている現状に不満を抱いたりすることもあると思います。
あくまで自分は母親と学生の二足の草鞋を履いているということを忘れずにいましょう。
現役の若い子たちといて羨ましく思ってしまうぐらいなら、プライベートでは関わらない!と割り切って過ごした方がいいです。
ただ誤解してほしくないのは、学校のことで気軽に相談できる仲間を作ることは必要ということ。
- 講義で分からなかったところを教えてもらう
- 学校を休んだ時にノートをみせてもらえる
- 持ち物で分からない時に相談できる
- テスト期間中、一緒に勉強する
- 役立つ情報を教えてもらえる
遊び友達ではなく勉強についてしっかり話し合える友達がいることはとても心強く、切磋琢磨して頑張れるのでいいですよ。
以上が私が学生ママを続けるために意識したことです。
ママでも目標を見失わずコツコツ勉強していたらしっかり学校を卒業することはできるので、これから学生ママになる方は不安かもしれませんが頑張ってくださいね。応援しています!
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